ホットペーパービューティーアカデミー(リクルート)の体毛・ムダ毛に関する調査結果では、男性・女性それぞれからみた気になる部位ランキングはこうなりました。
- ワキ(64.5%)
- アンダーヘア(VIO)(33.9%)
- ひざ下(28.6%)
- ヒゲ(25.2%)
- 背中(22.3%)
脇とVIOはやはり2トップです。
ヒゲも顔なので一番よく見られますし、ひざ下と背中は夏場など薄着になった時は特に気になりますね。
- 胸(44.8%)
- ワキ(42.8%)
- ひざ下(41.4%)
- 手・指(26.4%)
- 顔(26.0%)
「胸毛はちょっと・・」という女性は確かに多いです。
男性の手と指は女性がカラダを触れられるところなので、清潔感があったほうがいいですね。
加えて友達や彼女に脱毛する理由を実際に聞いたところ、こんな回答が多かったです。
- 異性の目が気になる(恋愛や婚活)
- 妊娠(出産)前にした方が、生活も気持ちも楽でストレスがない
- 日頃のムダ毛処理が面倒で、自分だとうまくいかない
脱毛は自分の快適さと相手へのエチケットになるので、気になるランキング上位の部位を中心にやっておいて損はないと思います。
では脱毛は自己処理とサロンどちらがよいのか?見ていきましょう。
まず自己処理は自宅で気軽にできる代わりに、こんな肌トラブルのリスクがあります。
飛ばし読みはこちら
剃る(カミソリや電気シェーバー)
ムダ毛を剃ると一緒に肌の表面(角質)も削ってしまうので、カミソリ負け(傷や赤み)を起こしやすいです。
肌荒れが起こりやすいのは、角質層へのダメージによって肌のバリア機能が低下して乾燥することで、刺激物が入り込みやすなるためです。
また再生サイクルは毛より皮膚の方が早いため、毛穴がふさがり毛が皮膚の下で再生してしまう「埋没毛」(埋もれ毛)になる可能性も出てきます。
もし肌傷・黒ずみ・毛穴のブツブツ・埋没毛ができてしまったら、専用のアフターケア商品を使うことで美肌に改善できます。さらに肌本来の状態に戻り、処理自体の回数も減っていくのでラクです。
人気のアフターケアアイテムは、こちらの記事でまとめました。
ムダ毛処理の黒ずみやブツブツに!アフターケアのおすすめ商品抜く(毛抜きやブラジリアンワックス)
毛を根元から引き抜くので、剃るよりは次に毛が生えるまでの持ちが良いです。
ただ本来生えているものを強制的に抜くので肌と毛穴へのダメージは大きく痛みもあり、長く続けると毛穴がポツポツと盛り上がる「鳥肌」になりやすいです。
特にワキなど毛の多い場所は炎症や刺激でメラニン細胞が活性化され、色素沈着も起こりやすいです。
また新しい皮膚に再生する時に傷跡(瘢痕:はんこん)も残りやすいです。
VIOのセルフ脱毛ができる「ブラジリアンワックス」は、仕上がりがキレイで美肌効果もあり、お手入れの回数が減るのでメリットが大きいです。
こちらの記事にまとめたので参考ください。
溶かす(脱毛クリーム)
脱毛(除毛)クリームは、肌の表面に見えている毛を薬剤で溶かします。
痛みは少ないですがアルカリ性なので、敏感肌の方は炎症やアレルギーの原因になる可能性があります。
特に不衛生な環境や器具で行うと、傷ついた皮膚や毛穴から細菌が侵入して毛根の周囲に「毛嚢炎:もうのうえん」(赤み、腫れ、化膿など)を引き起こします。
また毛根が開いて目立ち、次に生えてくる毛が太くなりやすいです。
ただ今は、肌トラブルの原因になる薬剤不使用で、敏感肌の人も安心して使える除毛クリームがあります。
こちらの記事で紹介したので参考ください。
脱色(脱色剤)
肌表面に生えている毛の色を薬剤で明るくする方法で、薄い毛に適しています。
脱色剤は脱毛クリームよりも強い薬品を使用することが多いので、より肌トラブルへの注意が必要です。
また髪の毛のブリーチと同様に、脱色した毛と新しく生えてきた毛の色の違いが不自然に見えることもデメリットです。
脱毛サロンの美肌・ダイエット効果と肌トラブル対応
脱毛サロンで照射する光は皮膚の中に埋まっている部分の毛だけに作用するため、肌細胞へのダメージが少なく安全性は高いです。
照射する光は毛を弱らせて生えにくくするので、ムダ毛処理による肌トラブルのリスクも減ります。
また日本人はうぶ毛もほんのり黒いため、肌トーンがパッと明るく見えます。
実際にCMでおなじみの大手サロンでは2つの対応をしています。
- 医療機関と提携したドクターサポート(万が一のトラブルに医師が対応)
- オリジナルのサービス(美肌効果や肌トラブル対策)
サロンにはこんな独自効果や保証があるので、リンク先の公式ページでチェックしてみてください。
脱毛サロンは肌のことを考えて安心して通うことができます。
過度な日焼けは炎症や火傷リスクが高まる
夏場に湘南美容クリニックへ通っている時、日焼けが原因で前日に施術できなかった人は「12人」いました。
日焼けしていると施術ができない理由は、脱毛サロンの光は毛根のメラニンに働きかけるので、肌に影響が出て炎症や火傷の原因になるためです。
(同様にホクロも避けて照射します)
そして施術後の肌は敏感なので、強い紫外線を浴びて日焼けすると肌の炎症リスクが高まります。
日焼けの度合いはスタッフの判断ですが、「結構日焼けしていますね」と言われた私でも施術NGな日はありませんでした。
過度の日焼けでなければ、そこまで心配しなくて大丈夫だと思います。
生理中はデリケートゾーン・VIOに照射できない
生理中はデリケートゾーンへの照射ができません。
いつもより肌が敏感で、痛みを感じやすかったり赤みがでることがあるからです。
体調に問題がなく薬を服用していなければ、他の部位は照射できます。
妊娠・授乳中は脱毛できない
サロンでは妊娠すると施術を受けることができません。
カラダや胎児へ直接の影響はありませんが、負担やリスクが増えるからです。
- ホルモンバランスの変化で肌が敏感になりトラブルを起こしやすい
- 逆に体毛が太くなる「多毛症」になる可能性がある
- 長時間同じ体勢によってカラダへの負担が増える
- つわりの影響でニオイに反応して気分が悪くなる
一般的には出産・授乳を終えて生理が2~3回以上きてから照射できます。
もし通っている途中で妊娠してしまっても、大手サロンでは「休会制度」や「中途解約」で妊婦さんに対応しているので、フリーコールなどで連絡すれば大丈夫です。
- 銀座カラー:休会
- キレイモ:中途解約(手数料無料)
- シースリー:連絡不要(無期限)
- 脱毛ラボ:中途解約(手数料無料)
- ミュゼプラチナム:休会
- 恋肌:休会か解約
おわりに
自己処理は手軽ですが、このようなニーズがある方はサロンの方がオススメです。
- 自己処理が手間でめんどくさい
- よく肌トラブルに見舞われてつらい
- 普段日焼けはしない主義
- しばらく妊娠する予定はない
脱毛サロンは日々進化していて、肌トラブルの回避に加えて美肌効果も期待できます。
カウンセリングは無料なので、気になることがあれば近くの店舗で一度相談してみてくださいね。